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2015-01-28 12:21    ルイヴィトンネヴァーフルpm中古
「河口《かこう》までは、どのくらいあるんだい。」  バルサがささやくと、ヒュウゴも小声でこたえた。 「半ダソ(約《やく》三十分)ぐらいだろう。河口にでるまえに、いくつか支流《しりゅう》があるはずだ。そこへはいれば、葦原《あしはら》がえんえんとつづいている。」  それだけいって、ヒュウゴはだまりこみ、また、じっと岸をみていた。  やがて、ヒュウゴが身じろぎをした。 「……あった、支流《しりゅう》だ。こっちへ、うまく体重《たいじゅう》をうつせるか。」  バルサは、うなずいた。バルサは、すこしずつヒュウゴの上に身体《からだ》をのせながら、舟《ふね》の動き方を身体で感じとろうとした。水流《すいりゅう》と、舟の傾《かたむき》き方とで、方向《ほうこう》がかわっていく。 「もうすこし、頭を前に……。」  ヒュウゴがつぶやいた。ヒュウゴの上にかさなると、血《ち》のにおいがむっとつよくなった。身体があつい。熱《ねつ》がではじめているのだ。  舟がゆるやかに方向をかえ、船首《せんしゅ》が左へまわっていく。ほそい支流《しりゅう》にはいると、草が、シャラシャラと音をたてて舟端《ふなばた》をこすりはじめた。やがて、葦《あし》の間にひっかかるようにして、船《ふね》はとまった。  チャプチャプと舟端《ふなばた》をうつ水音と、風がなでるたびに葦がざわめく音しかしない。半月《はんげつ》が冴《さ》えた光をなげかけていたが、雲《くも》がはしるたびに、天も地も暗《くら》くなる。  バルサもヒュウゴも、ぐったりとよこたわったまま、うごかなかった。ヒュウゴの呼吸《こきゅう》があらい。はりつめていた緊張《きんちょう》の糸がゆるむと、傷《きず》の痛《いた》みがましてくるものだ。熱《ねつ》もあがってくる。  岸《きし》のほうから、かすかな音がきこえてきた。獣《けもの》が走る足音だった。  顔をあげようとしたヒュウゴを、バルサはそっと身体《からだ》をつけておさえた。  大きな犬が岸《きし》をうろついている。ふんふんとにおいをかぎながら、草をかきわけている。犬は、ヒュウゴの血《ち》のにおいをかぎとったのか、頭をあげてこちらをみた。  息《いき》をころして、バルサは犬の影《かげ》をみつめていた。  やがて、犬はふいっと頭をさげ、また、ふんふんと鼻《はな》をならしながら、かけさっていった。 「……みつかったかもしれない。」