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ルイヴィトンアンプラントポルトフォイユ編集

LOUIS VUITTON(ルイヴィトン) アンプラント ポルトフォイユキュリーズ M60287 アンフィニ 紺 長財布
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LOUIS VUITTON(ルイヴィトン) アンプラント ポルトフォイユキュリーズ M60287 アンフィニ 紺 長財布 
「あのな、葉。これは借りモンだ。マジで借りただけだ」  雄一は真面目《まじめ》くさった顔つきで言う。葉は戸惑《とまど》いながらうなずいた。 「で、ひょっとすっとお前はこの後お巡《まわ》りさんに会うかもしんねえ」  葉は首をかしげた。いきなり「お巡りさん」が話に出てくる理由がよく分からなかった。 「なんか聞かれても、俺《おれ》がバイク乗ってたって言うんじゃねえぞ? 俺がどっちに行ったか教えんのもナシだ。ちっと一回りしたら返すんだからよ……もと置いてあったとこに」  雄一がなにが言いたいのか、葉にはよく分からなかった。かなり不穏《ふおん》な話だった気もしたが、深く考える余裕はなかった。話を切り替えるつもりなのか、雄一はばんと両手をいきなり叩《たた》いた。 「で、そんな急いでどうした? なんかあったのか?」 「病院に行く」  かすかに雄一の眉根《まゆね》に影《かげ》が射《さ》した。 「……裕生の見舞《みま》いか?」  葉はうなずいた。病名はよく知らなかったが、二週間ほど前から藤牧裕生は重い病気で入院している。今日《きょう》はその手術の日だった。 「そっか。よろしく言っといてくれ」  少しだけ沈んだ声で雄一《ゆういち》は言った。 「……行かないの?」 「別に俺《おれ》が行く必要ねえだろ。早く元気になれって伝えてくれや。何の病気か知らねーけど」  思わず葉《よう》は息を呑《の》んだ。雄一は裕生《ひろお》の手術が今日だということも、手術をしなければならないほど重い病気だということも知らないらしい。ほとんど家に帰っていないし、家にいても家族とはほとんど口もきいていない、と裕生から聞いている。 「あの……」  一緒《いっしょ》に来て、と言おうとした時、
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